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「さくら台っ子」百合ちゃんに関するご報告

さくら台ペット倶楽部

たくさんの愛をいただいた仔猫はこんなに元気に成長しました!

 昨年8月20日夕方、生後2ヶ月くらいの雨に濡れた1匹の仔猫が見つかり、ペット倶楽部スタッフが預かりましたが、全然歩けないし、かなりの怪我を負っているようでしたので、すぐに動物病院で診察を受けたところ、左手が完全に壊死、右手小指も壊死、右足膝関節付近が複雑骨折、胃のレントゲンでは砂のような物がすこし写っていたので、きっと何日も食べられず、見つからなかったらあと数日で衰弱死していたことと思われます。

 そこで、ペットの整形外科で有名な動物病院に百合ちゃん(当時の仮名)を託し、左手首約4㎝と右小指切断、足は細い足に3本ものピンを入れ固定し、何度かの手術入院を経て普通の生活ができるまでに回復しましたが、里親さん探しは予想通り難航し、結局は預かっていたスタッフ宅の末っ子「ゆり」として正式譲渡となりました。

 その間にかかった高額医療費(約45万円)を補助していただくべく、名塩さくら台自治会が「さくら台の子」として扱ってくださり、自治会のご協力を得て「百合ちゃん募金」を募っていただいたおかげで、3月で終了するまでにたくさんの方々から28万円ものご厚意を受け取ることができ、(子どもたちは自分のお小遣いから募金してくれました!)その中から避妊手術、ワクチン、マイクロチップ等に使わせていただいております。

 残額はゆりちゃんの今後の医療費やワクチン代等に使わせていただくことをご了承ください。

 さくら台では「飼い主のいない猫を増やさない!捨てない!」を皆様に守っていただき、快適でやさしい街であることを心より願っています。(西宮市では「地域猫活動」を推進しています。)

 皆様のおかげで、ゆりはもうすぐ元気に1歳を迎えます!!

鈴蘭兄ちゃんと
わたしは「ゆり」キリッ!!
わんこ先輩たちと